ご入稿前にご確認ください

思い通りの転写シートを作成するために、ご用意頂くデータの作成方法を必ずご確認ください。

DTFプリントの仕組み

DTFプリントは、「Direct to film」の略称で、近年注目が高まっている、ウェアプリントの新しい手法です。
DTFフィルムと呼ばれる、特殊なフィルムシートにプリンターで直接出力し、ホットメルトパウダーと呼ばれる粉をかけて転写シートを作るプリント方式です。

下図の様に、フィルムシートの上に、①デザインをプリント、②ホワイトインク、③DTFパウダーの順に重ね、特殊なオーブンでDTFパウダーを溶解させて、転写シートが完成します。

完成した転写シートは、糊部分をウェアに当て、フィルムの上からアイロンやホットプレス機で圧着することで、簡単に転写することが出来ます。

製版の必要もなく、小ロットから格安で、フルカラープリントが可能です。

対応データ

ご入稿いただく際のデータ形式は、以下の物でお願いします。

 

 

JPG,GIF,PNG,AI,PS,EPS,PDF

 

 

但し、透過処理が必要な場合は、JPG以外の形式でお願い致します。

透過処理については以下をご覧ください。

透過処理について①

DTFプリントは、ホワイトを含む有色部分の下にホワイトの特色版が作成されるため、下図の様に透過処理の有り無しによって、印刷結果が大きく変わってしまいます。

特に黒など濃色の素材に貼り付けた際に、意図しない白い背景がっ目立ってしまう事になりますので、注意が必要です。

白い背景を付けたくない部分は、必ず不要な部分を切り取り、指定のデータ形式でご入稿ください。

透過処理なし

透過処理あり

透過処理について② 画像の切り取り

画像の切り取りは可能な限り綺麗に行ってください。

ホワイトなどの淡色系の素材に貼り付けた場合は目立ちませんが、濃色の素材に貼り付けた場合、切り取った縁部分に下地のホワイト特色版がはみ出てしまいます。

ラスター画像は特にドットのギザギザが白く目立ってしまいますので、解像度の高い画像を使用し、可能な限り綺麗に切り取り処理を行う事が、綺麗な転写紙を作るポイントです。

データ作成上のご注意

・DTFプリントの特性上、細かすぎるラインやドットはなるべく避けてください。
 細かすぎるデザインは、糊の面積が小さくなる分、剥がれ易くなってしまいますので、

 なるべく広い面積で接着できるようなデザインにする事が、綺麗に仕上げるコツです。


・フィルムシート上のプリントは非常に剥がれ易くなっています。

 シートの取り扱いに注意を払う事は当然ですが、なるべく細かな表現は避けてください。

 3mm以下の細かなラインやドット、表現は、自然に欠落してしまう恐れがあり、

 補償の対象外となりますので、ご注意ください。

テンプレート

テンプレートをご用意しておりますので、必要に応じてお使いください。

テンプレートを使用しないデータの場合は、シートサイズに合わせてサイズ調整させていただきますので、サイズの指定が有る場合はテンプレート上に画像を配置して、実寸でのご入稿をお願いします。

各テンプレートにRun Fleekのロゴデータが含まれていますので、必要に応じてご利用ください。

ロゴのみのダウンロードはこちらです。

データの入稿

ご入稿の際は、画像データの他に下記情報も併せてお知らせください。

・ご注文番号
・お名前
・ご要望等

入稿は下記のボタン、
又は画面右下のチャットボタンからどうぞ